田中角栄

あまり啓発本の類は読まないが、たまたま時間があったので田中角栄元首相の本を読み、これは使えるというものを実践している事がある。

 

1.結論から先に言う

前の私は理由を言ってから結論を言った。そっちの方が順序を追って話すから理解しやすいと思ったからだ。しかし、結論から先に言うことを実践すると相手に何故?を受けやすくなり、それに対しての回答を明確に話せるので、時間もかからなくなり効率が素晴らしく良い。

 

2.理由は3つで説明しろ

田中角栄元首相は生前、理由は3つ以内で説明すること。この世に3つで説明できないことはないと言った。これは相手の技量を見極めるために言ったことなのではないか、と思う。3つ以内で出来ない奴は無能という証明。

なので、何か問題が生じた際は

箇条書き3つでまず要点(結論)を書く

その下に理由を説明する

という形で実践している。

 

3.自身の運転手、守衛にもきちんとあいさつ

たとえばパチンコ屋に行った時、朝従業員は客に対しておはようございますというはずだ。これに対し反応する人なんて、1%もいないはずだ。誰かが誰かによって支えられているこの世の中、私はあいさつをされたら必ず返すようにした。

 

4.できないことははっきりと「無理だ」

わかったの角さん、というあだ名ができるほどに、陳述に対しわかったと返答した田中元首相。ではあるが、できないことには「無理だ」と言った。

日本人特有の「善処する」や「困難である」などのあいまいな返事、蛇の生殺し状態を嫌った彼ならではの話。私も現在できない事には「無理だ」と言っている。

 

他にも色々あるが、自分にできそうなのはこれぐらい。できるだけで、だいぶスッキリできるよ。