それにしても

ぼくはある作家がツイッター投稿した「嫁を質にいれても」ということに、外野があれこれ突っ込んだり噛み付いたりするのを見ると、いちいち反応しなければならない百合好き人種ってめんどくセーなと思った。

これを差別用語だと言うのはあまりにもバカげた話だ。

 

元の言葉は「女房を質に入れても初鰹」だと思う。これって、流行好きな江戸っ子が初物に飛びつく様を滑稽に詠んだ俳句であり、差別用語でもなんでもない。言葉の成り立ちを知らず、字を額面通りに受け取る人が多くてびっくりした。

これに突っ込んだ人を見たとき、真っ先に思いついたのが「夫を尻に敷く」だ。これは男性差別ではないのかと。女性差別はダメで男性差別はいいのか?

それを言ったら亭主留守で元気がいいもダメ、嬲るも男が女を挟んでるからダメ、なんて言葉狩りになって日本語が差別用語だらけになる。

よってこれについてあーだこーだ言った人は、現実がわからないバカ。勉強しなおしてこい。