失われる新潟

つい先日GCP(ガタケットコスプレパーク)が閉店した。

GCPとは、日本初の大型コスプレ専用の撮影スタジオを完備し、道具や画材などを販売していた、レイヤーと漫画家達の聖地のような場所だった。

 

新潟の同人誌即売会、ガタケも危険領域を下回り、そう遠くない未来に参加サークルが100を切るかもしれない。ガタケット162(2019年3月開催)に参加したのは、たったの175。最盛期の1999年には、1日開催ぶんだけで2000を超える参加があったそうだ。新興産業センターは広く、現在の参加数だと空間ダダ余りで、全サークル回ったとしても午前中にはやることなくなるだろう。

その先待っているのはガタケ終了のお知らせ。

 

そして今年開催で10回目を迎えるがたふぇす。地域ぐるみで盛り上げ、新潟=漫画大国ということを根付かせたいのだろうが、ここ数年はいい話を聞かない。

特に今年に関しては、今まで痛車運営に関わっていたk-winds(https://kwinds.jimdo.com/)が運営から外され、代わりに痛車天国がやることになった。まさかの地元企業外し。加えてコスプレガタケとのコラボ発表がなく、コスプレなしになるかも?みたいなことになってるらしい。

本体のガタケ運営が非常にマズい状況なので、がたふぇすこれで最後になるんじゃ?だからニコ町会議とコラボした可能性……などなど、くらーい噂しか出てこない。

 

 

ここから新潟が這い上がってこれるのか。一つでも明るい話題が欲しい。